和田島漁業協同組合女性部

アルミ缶回収の収益で車いす3台を病院に贈呈

和田島漁業協同組合女性部では、2008年(平成20年)5月24日、アルミ缶回収の収益で購入した車いす3台を、町内の江藤病院に寄贈した。
病院ロビーであった贈呈式で、鳴滝貴美子部長は「自分たち女性部だけの活動に留まらず、少しでも地域のお役に立てばとの思いで始めた活動が、
このような形で実現できました」と晴れやかな笑顔を浮かべ、車いすを江藤和子院長に引き渡した。
後に江藤病院から「頂きました車いすは、丈夫で軽く、お年寄りの方が使いやすいタイプなので大切に、有効に使わせていただきます。」との
丁重なお礼状が届き、鳴滝部長は「少しでもお役に立てばとの思いが、こんなにも喜ばれ、大きなありがとうになるのなら、この大変厳しい
漁業情勢の中、今後も女性部活動を続けていく上での大きな励みになりました。」と述べた。
女性部では2006年から毎月アルミ缶を回収しており、2年間で約3トンのアルミ缶を集めた。
和田島ちりめん市とは? 小松島市和田島町特産のチリメンをPRする「和田島ちりめん市」が、2012年(平成24年)10月14日、午前9時から正午まで同町の和田島漁港で行われた。
和田島漁協女性部が初めて開いたもので、チリメンにちなんだ多彩な催しを考案。先着300人にはチリメン入りすまし汁を無料で振る舞い、釜揚げの販売や
100人限定のチリメンつかみ取り(有料)、チリメンに交じったエビなどを探し当てるゲームや、地元バンドの演奏や金魚すくいの露店なども出店。
和田島漁港では、シラス漁が解禁される直前の4月初めに、恒例の和田島漁祭りが行われている。鳴滝貴美子部長は「和田島の港町に足を運んでもらい、
新鮮なチリメンを味わってほしい。生産者のおばちゃんの顔も知ってもらえれば嬉しい」と話す。
特産のチリメンをもっとPRするため、シラス漁の時期の新たなイベントとして、2012年より毎年ちりめん市を企画し、今後も定期的に開く予定。
ライフジャケットすすめ隊とは? 女性部でつくる「ライフジャケットすすめ隊」と、徳島海上保安部は2014年(平成26年)3月31日、和田島町の小松島港防波堤にライフジャケット着用を促す文字を記した。
徳島小松島港沖では2012年、漁船の乗組員2人が網の洗浄中に海に転落し、死亡する事故が発生。2人はライフジャケットを着用していなかった。
北原利春組合長は「着用していれば助かったかもしれない。表示を見てライフジャケットを活用するようになるはずだ」と話す。
すすめ隊の5人がスプレータイプの塗料を使い、出港時の漁船から目に付きやすい防波堤に、赤い文字で「ライフジャケット常時着用」(縦1m×横12m)と書きました。
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